巨人のドラフト1位ルーキー・平内龍太が6日のイースタン・ロッテ戦(ジャイアンツ球場)に先発。42/3で8失点KOと試合を作れなかった。

 

 平内は初回に4安打の集中打を浴びて3点を先制されると、その後も制球に苦しんだ。5回は1死満塁から佐藤都志也に押し出し四球。2死満塁から代打・平沢大河に押し出し四球を与えて5点目を失って交代。救援した古川侑利が福田秀平に走者一掃の三塁打を浴び、平内は8失点となった。

 

 平内はイースタン・リーグ3度目の登板。過去2回は救援登板で計8回2/3を無失点と好投していた。アマチュア野球担当は「平内の適性は救援です。変化球の球種が多いわけではないし、長いイニング投げるより爆発力で抑えられる短いイニングの方が向いている。今後は救援で起用した方がいいのでは…」と心配の表情を浮かべる。

 DeNAからFA移籍した井納翔一が331日の中日戦(バンテリンドーム)でプロ最短の10/35安打4失点KOを喫し2軍降格するなど、先発陣の層は厚くない。平内を今後どのように起用するか。高い潜在能力を秘めているだけに、首脳陣の判断が注目される。

By New Road 編集部

スポーツメディア「New Road」編集部 読者の皆さまの心を揺さぶる、スポーツのさまざまな情報を発信しています!