◆首位に4打差の2位タイ

アメリカプロゴルフツアー「マスターズ」に日本勢唯一の出場となった松山英樹は、初日を2位タイで終えた。パー5の8番では7メートルのイーグルパットを沈めるなど、ショットもパットも安定し、1イーグル、2バーディー、1ボギーで3アンダーの69をマークした。

 

首位のジャスティン・ローズを4打差で追う好位置につけた松山。ホールアウト後は「グリーンがタフな状況だったので、(唯一ボギーだった)17番以外はすごくいいプレーができたと思う。流れが悪くなりそうなところで、パットがよく入ってくれた」と手応えを口にした。

 

松山は8年連続10回目のマスターズ出場となる。これまで「一番勝ちたいメジャー」と口にしてきた。日本人初優勝の期待もかかるが、ファンには期待と不安が交錯している。インターネット上では「初日はパターがとにかく良かった。首位とは少し差があるが、優勝狙える好位置」、「たとえ1日でも、マスターズのトップ3に入るのはすごいこと」、「日本の男子ゴルフ界に明るいニュースを届けてほしい。日本のファンの長年の夢をかなえてほしい」と激励の声が上がった。

 

一方、期待を寄せながらも「最近の松山選手は初日がいいとき、2日目に崩れる。今回はジンクスを打ち破ってほしい」、「結果的に初日がピークだったということにならないことを願っている。2日目以降にスコアを落とす試合が続いているので、初日だけでは安心できない」、「2日目は雨の予報なので心配」などのコメントもあった。

 

2日目に向け「フェアウェーのいいところからセカンドショットを打たないとチャンスにならない。しっかりマネージメントしないといけない」と意気込んだ松山。ファンの不安を払しょくするスコアを残せるのか注目される。

By New Road 編集部

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