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◆スコア5つ落とし60位に後退

米国男子ゴルフ「RBCヘリテージ」は3日目を終え、スチュワート・シンク(米国)がスコアを2つ伸ばし、通算18アンダーで首位をキープした。2位のコリン・モリカワ(米国)に5打差をつけている。

 

今大会、優勝争いのほかに米国で話題となっているのは2人の韓国人選手だ。カン・スンフンは2日目、18番で約2メートルのパーパットを外すと、パターを放り投げて蹴り上げた。現地メディアは「怒りを爆発させドロップキック」、「完璧なキックをするために、彼はタイミングを見極めていた。気に入ったよ」など、皮肉交じりで批判した。

 

そのカン・スンフンは3日目、4番、5番で連続ボギー、13番ボギーで迎えた14番はダブルボギーをたたくなど、2バーディー、5ボギー、1ダブルボギーとスコアを5つ崩した。通算1アンダーで、順位を前日の16位タイから60位タイまで落とした。パターを蹴り上げた翌日に、皮肉なことにパッティングで苦しんだ。

 

2日目のカン・スンフンの「ドロップキック」に続いて、3日目に米国で話題となったのは、キム・シウーのパッティングだった。パー4の3番、グリーンの外から約10メートルのロングパットがカップの縁で止まった。

 

◆キム・シウー1打罰

カップに入りそうで入らない状況に、キム・シウーとキャディーは見守ると、60秒後にボールはカップに吸い込まれた。バーディーかと思われたが、結果は1打のペナルティーが科されパーとなった。カップの縁で止まったボールが止まっているかどうかを確かめられるのは10秒までで、その間にカップに入らなければボールは止まったとみなされることがルールで決まっているためだ。

 

米国のゴルフ専門サイトでは「先週、パターを壊してツイッターをにぎわせたキム・シウーが、またも話題を提供した。今回はこっけいで、不運としか言いようがないが。1打追加のペナルティーは、やや酷なルール」と伝えられている。このパッティングが影響したのか3日目はスコアを伸ばせず、前日と同じ通算4アンダー止まりで、順位を42位タイまで落としている。

 

キム・シウーは先週のマスターズ2日目にパターを地面に叩きつけて壊し、怒りに任せた行為が米国で論議を呼んだ。2週連続、スコア以外で米国メディアから注目される形となった。

By New Road 編集部

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