巨人の野上亮磨投手が22日のイースタン・西武戦(ジャイアンツ球場)に先発。8回3安打10奪三振無失点と好投した。
直球、スライダー、フォークをテンポよくきっちり投げ分けてほぼ完ぺきな投球だった。得点圏に走者を背負ったのは初回と5回のみ。5回は先頭の中熊大智に二塁打を浴びたが、仲三河優太と牧野翔也を連続空振り三振。最後は川野涼多を三ゴロに打ち取った。
「1軍の先発陣を見るとローテーションの谷間だった高橋優貴、畠世周、今村信貴が高騰を続けている。最も不安定なのが菅野智之と共に先発の柱として期待されるサンチェスですが、20日の阪神戦(東京ドーム)では3回途中5失点KOとまったくいいところがなかった。不安定な投球に加えてマウンドで苛立ちを隠せないなどマインドコントロールもできていない。サンチェスの次回登板の内容次第では野上と入れ替わる可能性があります」(巨人担当記者)
FAで西武から移籍して今年が3年目。左アキレス腱断裂の大怪我を負った影響で昨年は1軍登板なしに終わった。今季は意地を見せられるか。1軍の戦力として必要とされる時期は必ず来る。ファームで快投を続けるしかない。
スポーツメディア「New Road」編集部
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