16日に開催されたロッテ-西武(ZOZOマリンスタジアム)で始球式を務めたとんねるず・石橋貴明の「ある配慮」に称賛の声が殺到している。
この日は佐々木朗希のデビュー戦。石橋は背番号16のロッテのユニホームを着用し、オープンカーで登場すると、予定していなかった山川穂高を急きょ打席に呼び寄せてマウンド手前から投球した。ワンバウンドのボール球となったが山川は空振りして力強くガッツポーズ。球速表示は「148・4(いしばし)」。降板後にマイクを握ると、「今日は佐々木君を応援しましょう!魂!」と叫んだ。
SNSやネット上では「マウンドを汚さなかった点、山川選手を呼んだ点、佐々木選手を応援した点、余計なことを言わず時間をかけなかった点、少なくともこの短時間で4つ気遣いをしている。本当に素晴らしい」、「あれだけバライティで破天荒だったタカさんだけど、年取ってからはその荒さの裏に優しさが目立つようになりました。今回もマイクパフォーマンスも素晴らしいし、神聖なマウンドを汚さないようにちょっと前から投げる配慮。素晴らしい」と石橋を称えるコメントが。
石橋はデビュー戦の佐々木に配慮してマウンドを荒らしたくなかったのだろう。野球愛に満ちあふれた行動に多くの野球ファンが胸を打たれた。
スポーツメディア「New Road」編集部
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