韓国紙・中央日報が4日、サッカー日本代表と韓国代表の国際親善試合が3月に開催される可能性が浮上していることを報じ、大きな反響を呼んでいる。

 

 同紙によると、日本サッカー協会が大韓サッカー協会に対し、3月のインターナショナルウィークで親善試合の開催を要望する公式文書を送ったという。日韓戦が実現すれば、1912月のE-1選手権以来2年ぶり。国際親善試合の日韓戦では約10年ぶりの復活になる。 

 

 ただ、新型コロナウイルスが完全に収束していない中で、国際親善試合の開催に韓国国内では慎重な声が多い。ネット上では「このデリケートな時期になぜ開催する?コロナがどうなっているかわからないが、今の状況が続いていると仮定して、韓国で開催するなら日本の選手たちはこちらに来ても2週間は隔離しなければいけない。逆に日本で開催の場合も韓国代表の選手たちが到着後に2週間隔離しなければいけない。ベストに程遠いコンディションならやるべきではない」、「韓日戦は見たいが今のタイミングではないだろう。3月下旬からワールドカップ2次予選の試合もある。打診してきた日本の真意が分からないが、断るのが賢明だ」などのコメントが。

 

 日韓戦は白熱した試合になるが、新型コロナウイルスの影響で海外の出入国には世界各国が神経を使っている。時期尚早という指摘が多いのはやむを得ないかもしれない。

By New Road 編集部

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