日本ハムの吉田輝星投手が2日のロッテ戦(札幌ドーム)に今季初先発したが、2回4安打7失点KO。序盤の大量失点で試合を作れず、試合も4-16で大敗を喫した。
重苦しい雰囲気が漂う。初回1死からマーティンに四球を許すと、中村奨吾、安田尚憲に連打を浴び、先取点を献上。レアードの左犠飛で2点目を失った。
2回は拙守も重なった。先頭の鳥谷敬を空振り三振に仕留めたが、宇佐見が後逸。振り逃げで須臾類を許すと、2四球で2死満塁のピンチから中村に左前適時打を浴びた。このプレーで左翼・浅間大基の送球を中継した野村佑希が一塁走者の三進を防ごうとしたが、三塁へ悪送球して一挙3失点。吉田は気落ちしたのか安田に右越えの2ランを浴びて計5失点。この回でマウンドを降りた。
スポーツ紙の日本ハム担当記者は「吉田は決して状態が悪いわけではなく、球は走っていた。バッテリーを組む宇佐見真吾も反省の余地は大きいと思います。マーティンに対して高めを要求し続けてストレートの四球を出した場面はもったいなかった。吉田の制球力やキャリアを考えれば、カウントを苦しくするのはリスクが高い。細心の注意を払う必要はありますが、もっと大胆にリズムよく吉田の良さを引き出す配球の方が良かったかもしれない」と分析する。
ネット上では、「打たれた吉田も悪いが、起用したのは監督です。宇佐見を使う意味がわからない。リード、配球、バッティング、どれも一軍レベルに無いと思います。初めから北浦で良かったのではないかと思うのは私だけでしょうか?また、今年も栗山劇場に付き合って、ストレスと悔しさだけが溜まっていく、強い弱いは別にしても負け方に不満を感じてしまう。監督かわるまで我慢するしかないのでしょうか?」、「ハムファンの精神はもう限界だ。昨年が栗山ラストイヤーだと思ったから不可解な采配、清宮石井びいき、貧打、清水、宇佐見の謎リードにも耐えられた。なのに、蓋を開けてみれば任期延長、負け方は昨年と同じ。ヘボチームの試合見に行っても楽しくないから、去年もコロナ禍でチケット売れ残ったんだよ。これは栗山単独の責任ではない。明らかにフロント首脳陣がチーム編成を間違えている。緻密なハム野球が恋しい」など栗山監督に批判的な意見が多かった。日本ハムファンのストレスもたまっているだけに、巻き返しが期待される。
スポーツメディア「New Road」編集部
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