ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(26)が4日(日本時間5日)、本拠地アナハイムで開催されたホワイトソックス戦に「2番・投手」で先発出場。メジャーの「二刀流デビュー戦」で見せたパフォーマンスは衝撃だった。
打撃で初回に1回一死から飛距離137メートルの先制アーチ。投げても最速162キロをマークして5回2死まで無失点の快投を見せる。だが、白星が目前でスルリと逃げた。
3-0で迎えた5回2死から連続四球、牽制悪送球、暴投、捕逸などのミスが重なって一気に同点に追いつかれると、本塁をカバーした際、アブレイユのスライディングで足を払われて転倒。92球で降板した。試合はエンゼルスがウオルッシュのサヨナラ2号3ランで勝利。大谷は今季初白星は逃したが、2安打7奪三振とホワイトソックス打線を抑え込んだ。
スポーツ専門チャンネルのESPNは「「試合はまるでリトルリーグのように感じられた。この夜を通し、26歳の大谷が、やり遂げたことは(投手が主軸打者を兼ねるリトルリーグに)似たような快活さに溢れ、この118年で起きたことのないことだった」と称賛。日本のメディアも大きく取り上げる中、隣国の韓国もネット上で話題になっている。
「同じアジア人として誇らしい。大谷みたいなスーパースターは二度と現れないだろう」、「投げては160キロ、打っては特大アーチ。しかもメジャーの舞台で…。日本人は誇らしいだろうね」などのコメントが。また、「日本人にできたのだから、同じアジアの韓国人もできる可能性はある。二刀流の選手を育ててほしい」というコメントも見られた。
スポーツメディア「New Road」編集部
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