東京五輪日本代表選考会を兼ねた競泳日本選手権が8日に東京アクアティクスセンターで行われ、白血病から復帰した池江璃花子が女子自由形100メートルで優勝に輝いた。池江は50メートルを2位で折り返したが、後半に抜群の伸びをみせて53秒98で1着。400メートルリレー派遣記録(54秒42)を突破し、400メートルメドレーリレーに続く五輪切符を獲得した。
ネット上では、「病気を患ったことは彼女にとって不幸だったけど、その経験がより彼女を人間的に強くしたよね。まだ完全に身体が以前の状態に戻ってはいないかもしれないけど、確実に以前の池江選手より強くなって帰ってきた。自分よりも年下だけど本当にその精神的な強さには尊敬の念しかない」、「彼女が天才であるのは間違いない。大病に負けずに克服し、体力の落ちた身体を以前の状態に戻すべく、想像を絶する努力を重ねて、結果を出した。並の選手にはできない。精神面の強さが特に凄いと思う」と賛辞のコメントが。
一方で、「復活してくれて素晴らしいと思う反面、無理をしてるんじゃないかと思うとちょっと不安でもある。健康には気を使って欲しいと思う」、「病は完全に治癒したのだろうか?何かかなり無理をしているのようにみえる、果たして五輪本番でその力を発揮出来るのか不安になる。あまりにも周りが囃し立てるのはどうだろうか?本人が大会前に4年後を見ていたのに、かなり無理をしていると思う、大会後の体調が心配です」と池江の体調を心配する声も少なくなかった。
スポーツメディア「New Road」編集部
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