阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手が9日のDeNA戦(横浜)で6回に横浜スタジアムの右中間場外へ消える3号ソロを放つなど14安打9得点と爆発。先発の藤浪晋太郎が7回2失点の粘投で今季初勝利と投打ががっちりかみ合って快勝したが、その中で精彩を欠いたのが遊撃で途中出場した木浪聖也だ。
2試合連続ベンチスタートの木浪は6回にマルテの代走として途中出場し、遊撃の守備についたが、8回に先頭打者・佐野恵太の平凡なゴロをはじき、一塁送球するも間に合わず。さらに1死一塁から二遊間へのゴロを後逸。2つ目の失策を犯した。
ネット上では「山本と中野の加入で二遊間が厚くなったので無理に一軍で木浪を使う必要がない。糸原の状態がどうか分からないけれど、問答無用で木浪は小幡と替えて欲しい。チームのエラー10個のうち4個が木浪あり得ない」、「途中から出て来て2エラーなんていくらなんでも酷過ぎやしませんか特に足や肩がある訳でなく守備範囲が広い訳でもなく打撃がいいといっても.250程度で淡白。粘っこい山本も魅力あるし、身体能力の高い中野や小幡を育てながら使ってもいいと思うんだけど」など木浪に対して手厳しい声が多かった。
木浪は1年目の19年に遊撃でリーグワーストの15失策を喫したが、昨年は8失策と改善。だが、今季は早くも4失策と不安定な守備が目立つ。巨人から加入した山本泰寛、ドラフト6位の中野拓夢が攻守でアピールしているだけに、木浪もウカウカしていられない。
スポーツメディア「New Road」編集部
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