◆5位中日3連戦で1得点 勝率.150

DeNAが浮上のきっかけをつかめない。22日の中日戦に0―1で敗れ、2つの引き分けを挟んで10連敗。8日の中日戦に勝利してから、12試合も白星から遠ざかっている。

 

24試合を終えて3勝17敗4分けで、勝率.150の最下位。5位の中日にも5.5ゲーム差をつけられている。特に深刻なのは打線だ。今月19試合のうち、5点以上取った3試合しかない。

 

この中日3連戦では、わずか1得点しか挙げていない。新人の牧秀悟が打率.309、チームトップの18打点と奮闘しているが、主軸の佐野恵太は3打点、宮崎敏郎は7打点と機能していない。

 

DeNAファンは怒りを通り越している。きょう23日から始まる首位・阪神との3連戦を前に「勝てる気がしない。13連敗しそう。シーズン100敗、ロッテの18連敗更新を現実意を帯びてきた」、「連敗はいずれ止まるだろうが、1つ2つ勝った後は大型連敗が続くんだろうな。暗黒時代よりひどい気がする」、「長年ファンをやってきて弱いチームには慣れていたつもりだったが、今年は未来が見えない負け方。ため息しか出ない」と弱気な言葉が並ぶ。

 

中日ファンからも同情の声が上がっている。先週の巨人と広島との6連戦は1勝5敗と決して調子がよくない5位・中日から3試合で1得点とあって「今の中日に勝てないとなると、この先かなり厳しい戦いになると思う。連敗中だから仕方ないが、DeNAの選手は悲壮感が漂っていて、観ていて少し気の毒だった」、「ここまで勝てない、打てない状況を見ると、ライバル球団といっても、選手もファンもかわいそう。プロなので、自分たちで打開しないといけないんだろうけど」と相手を心配していた。

By New Road 編集部

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