巨人の梶谷隆幸が25日に登録抹消された。23日の中日戦(バンテリンドームナゴヤ)の3回に中日・ビシエドの飛球を右翼で追いかけた際、二塁手の吉川尚輝と交錯。スライディングキャッチしたが左太もも裏の違和感で途中交代していた。

 

 梶谷は開幕してから打率1割台と低調だったが、その後は調子を上げて打率.3054本塁打、21打点。リードオフマンの離脱は大きな痛手だが、松原聖弥はレギュラー奪取のチャンスだ。今季は丸が新型コロナウイルスに感染して戦線離脱した4月に「1番・中堅」で3割を超えるハイアベレージをマーク。丸が復帰するとベンチを温める機会が多くなり、SNS、ネット上では「なぜ好調の松原を外したのか理解に苦しむ。状態が上がらない丸を使うなら松原をスタメンで使ってほしい」、「結果を出してもネームバリューで外されるなら、生え抜きの若手はレギュラーに定着しないよ。丸ではなく松原を使うべき。走攻守で3拍子揃ったプレースタイルが今のチームには必要」と巨人ファンから原監督の起用法に対する疑問の声が殺到した。

 

 松原が交流戦で結果を残せば、首脳陣も簡単にスタメンから外せなくなるだろう。果たしてこのチャンスを生かせるか――。

By New Road 編集部

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