ドジャース・筒香嘉智外野手が9日、右ふくらはぎの張りで負傷者リスト入りしたことを発表した。
筒香はレイズで2年契約の最終年を迎えた今季26試合出場し、打率.167、0本塁打、5打点。5月11日にロースター40人枠から外れ、ドジャースに移籍した。移籍2戦目の本拠地・ダイヤモンドバックス戦で4番に抜擢されたが、12試合出場で25打数3安打、打率.120、0本塁打、2打点とふるわなかった。
ドジャースは右肩違和感で負傷者リスト入りしていたトニー・ゴンソリンの復帰を発表。投手力強化のためにゴンソリンが昇格し、打撃不振の筒香が外れる格好となった。
米国在住のジャーナリストは「筒香の置かれた立場は厳しい。ドジャースもチャンスを与えたが結果を出せなかった。故障の回復具合にもよるが、再びメジャーに昇格するのでは」と分析する。
米国では苦しんでいる筒香だが、日本では実績十分の長距離砲として国内の複数球団が調査しているという。
「本塁打を打てるだけでなく、選球眼がいいし、野球に取り組むストイックな姿勢で若手にも良い影響を与える。メジャーでは結果が出ませんでしたが、まだ老け込むような年ではないし、復活は十分可能性でしょう。強打者はどの球団も欲しいので争奪戦になることも想定されます」(スポーツ紙デスク)
果たして筒香の決断は――。
スポーツメディア「New Road」編集部
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