元ソフトバンクの摂津正氏が2012年8月1日以来、8年10カ月ぶりに公式ツイッターを更新した。ファンも驚きを隠せず、大きな反響を呼んでいる。
摂津氏は2008年のドラフトでソフトバンクから5位指名され、JR東日本東北から入団した。プロ1年目から、中継ぎとして勝利の方程式の一角を担った。70試合に登板して、5勝2敗、防御率1.47。39ホールドポイントを記録して、最優秀中継ぎと新人王のタイトルを獲得した。
翌年も中継ぎとして71試合で4勝3敗、防御率2.30。ホールドポイントは42と、抜群の安定感を見せた。プロ3年目の2011年は先発に転向し、14勝をマークした。
そして、2012年は17勝5敗、防御率1.91で、最多勝に最高勝率のタイトルを獲得。沢村賞にも輝いた。2018年シーズンで引退するまで、通算282試合で79勝、82ホールドポイントを挙げた。
摂津氏が公式ツイッターを始めたのは2010年3月。その後、2012年8月1日の更新から止まっていた。その日の投稿は「たくさんの応援ありがとうございました。野球人生で故郷での登板は1回あるかないか、その試合で納得の行く投球出来て本当に嬉しいです。まだまだ反省しなければならない部分はあったので、また次に繋げて頑張ります!」だった。
最後の投稿から8年10カ月後となった6月12日。そこには、こうつぶやかれた。「やっとログインできた…何年振りだろ。笑」。
もうツイッターをやめたと思われていた摂津氏の突然のつぶやきに、ファンからは「おかえりなさい!」、「ツイッターを始めたのは摂津さんがきっかけでした」、「中8年はすごい登板間隔ですよ!」など、驚きと喜びのコメントが並んだ。いいねの数は2万1000件を超え、大反響だった。
中には「最終投稿から8年10カ月ぶりということは、次は2030年4月か」というコメントもあったが、摂津氏はこの日のうちに「久しぶりのツイートに沢山のコメントありがとうございます!」と答えた。
スポーツメディア「New Road」編集部
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