サッカーW杯アジア2次予選に出場するため、日本に滞在していたミャンマー代表のピエ・リアン・アウン選手が16日、国軍がクーデターで実験を握ったミャンマーへの帰国を拒否し、日本政府に保護を求めた。近く難民認定を申請する見通しだが、政府は難しい判断を迫られる。
同選手は5月28日の日本戦で国軍への抵抗の意思を示す「3本指」を掲げていた。母国に戻れば、自身や家族が危害を加えられるがあるため、今月16日夜に関西国際空港から出発するミャンマー行きの航空機に搭乗しなかった。
SNS、ネット上では、「これはちょっと。日本に亡命する為にわざとなにかをやらかす行為は個人的にはアウト。これだけで亡命の理由にするのは良くない。国を思うならきちんと国に帰るべき」、「この方がミャンマーでどのくらい知名度があり影響力のある方かはわからないのですが、サッカーの代表として来日して、日本に留まりもし今後難民認定となったとしたら、この方はどうするのでしょうか?これをきっかけにミャンマーの方々にプラスになる行動をしていくなら応援したい気持ちもありますが、サッカーの試合を利用した単なる亡命なら…うーん、コメントに困ります。家族やチームメイトのこともありますし。勇気ある行動だとは思いますが、適切な行動かといわれると違うような…」と難民として受け入れることに疑問の声が。
ビエ・リアン・アウン選手の置かれた立場を考えると助けてあげたい。だが、難民として受け入れるのは前例がないため否定的な見方が少なくない。日本政府はどのような決断を下すだろうか。
スポーツメディア「New Road」編集部
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