東京五輪選考会を兼ねて男子100メートル準決勝が行われ、25日の決勝進出8人が決まった。準決勝各組上位2人と、3位以下でタイム上位2人の計8人が決勝に進出。準決勝1組で走った日本記録保持者の山県亮太は10秒16の1着、東農大二高の柳田大輝が10秒22の2着で決勝進出。前日本記録保持者のサニブラウン・ハキームが10秒30の3着で決勝進出した。
2組では19年世界選手権400メートルリレーの銅メダルメンバーの多田修平が10秒17で1着。デーデーブルーノが10秒21で2着に入った。3組は元日本記録保持者の桐生祥秀が10秒28で1着、日本歴代3位の9秒98の自己記録を持つ小池祐貴は10秒30の2着で決勝進出。ケンブリッジ飛鳥は後半伸びずに決勝進出を逃した。
注目を浴びたのは1組で2着に入った柳田だ。10秒22の好タイムで決勝進出に、SNS、ネット上では「農大二高の選手、無風で10.22って相当速いでしょ。桐生、サニブラウン両選手の活躍で感覚麻痺してるけどもっと取り上げられるべき記録だと思う」、「高校生でこのメンバーに競える選手が出てきてビックリ。と思ったら去年から台頭してきて強化メンバーにも選ばれてんだな。東農大二高恐るべし」など驚きの声が。
東京五輪の切符を賭けた決勝で、スーパー高校生がどのような走りを見せるか楽しみだ。
スポーツメディア「New Road」編集部
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