「ハンドボール」はどんな競技？意外と知らない東京五輪の競技種目

ハンドボールの認知度は、日本のみならず世界中でもそれほど高くない。しかしハンドボールは東京五輪でも実施される種目であり、実はたくさんの見どころがある。ここではハンドボールのルールのほか、その醍醐味を知るためのポイントなどを詳しく解説しよう。

 ハンドボールの競技概要

ハンドボールには、運動の三要素である「走る」「跳ぶ」「投げる」が競技の中に入っている。ダイナミックなジャンプシュートと、選手同士の激しいボディコンタクトが特徴的だ。ルールとしてコートプレイヤー6人、キーパー1人の計7人がコート場に立てる。そして相手コート場の縦2m×横3mのゴールに向かって、点を取り合う競技だ。この点においては、サッカーとほぼ同じと言えるだろう。ボールがゴールに入った瞬間に一点ずつ自チームの得点に計上。1ゲームは30分ハーフで行われ、最終的に得点数が高かったチームが勝利となる。

日本男子は、1976年のモントリオールオリンピックでの9位が最高成績。オリンピック出場は、1988年のソウルオリンピック出場以来の32年ぶりとなる。また、日本女子に関しては1976年のモントリオールオリンピックで５位になって以来、44年ぶり出場だ。

東京五輪｜ハンドボールの競技スケジュール

東京五輪におけるハンドボール競技は、予選ラウンドと決勝ラウンドに分かれる。男女共に12チームずつが出場し、６チームごとにグループリーグを争う。グループリーグの中で総当たり戦を行い、グループ上位４チームずつが決勝ラウンドに駒を進める。

＜男子スケジュール＞

• 7月24日 21:30デンマーク戦
• 7月26日 21:30スウェーデン戦
• 7月28日 14:15エジプト戦
• 7月30日 11:00バーレーン線
• 8月1日 9:00ポルトガル戦

＜女子スケジュール＞

• 7月25日 9:00オランダ戦
• 7月27日 9:00モンテネグロ戦
• 7月29日 14:15韓国戦
• 7月31日 9:00アンゴラ戦
• 8月2日 21時30ノルウェー戦

東京五輪｜ハンドボールの日本人出場選手

＜男子＞

※徳田廉之介選手はAp（選手交代）用の選出

＜女子＞

※横嶋彩選手はAp（交代選手）用の選出

まとめ

日本代表は男女共に世界選手権で一位になったデンマーク（男子）、オランダ（女子）と対戦することとなる。男子は世界選手権準優勝のスウェーデン、世界選手権で優勝したデンマークと接戦を繰り広げたエジプトなど、強豪ぞろいのグループリーグを突破できるかが見どころとなるだろう。男女共に久しぶりのオリンピック出場となるが、日本人選手たちがどのような活躍を見せてくれるか応援したい。

▼参考
公益財団法人日本ハンドボール協会

New Road 編集部

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