モルック 日本代表

モルックはフィンランド発祥のアウトドアスポーツであり、老若男女問わず楽しめるゲームとして世界中で人気を博している。特に日本では、2011年に設立された日本モルック協会をきっかけに競技人口が急速に増加し、大会への出場者の増加が起きている。本記事では「モルックの日本代表は誰?」という疑問に答えつつ、大会情報やプロ選手の存在についても解説する。また、日本代表の選出基準や国内外で開催される大会の概要についても取り上げた。モルックに興味を持っている方はもちろん、これからモルックを始めたいと考えている方にも、ぜひ参考にしていただきたい。

関連:モルックとは?ルールや投げ方、戦略など初心者向けに完全解説!

目次

そもそもモルックとは

モルックとは、フィンランドの伝統的なゲームに基づいて、1996年にTuoterengas社により開発されたアウトドアスポーツだ。子どもから大人まで、老若男女を問わず楽しむことができるゲームであり、フィンランドではサウナやビールと共に愉しまれている。

プレイヤーはモルックという木で作られた棒を投げ、スキットルという立てられた木の棒を倒すことで、倒れたスキットルの数に応じた得点が加算されるというのが基本のルール。先にちょうど50点を獲得すれば勝利となる。このスポーツは独特なルールと戦術が魅力であり、ヨーロッパでは世界大会も開催されるほどの人気がある。モルックは手軽に楽しめるアウトドアスポーツとして、世界中から注目を浴びているのだ。

モルックのルールや使用する道具、戦術などについては、下記記事を参考にしていただきたい。

モルックの日本代表は誰?

モルックの日本代表になることは、2022年まで非常にハードルが低かった。それは、毎年8月に開催されるモルック世界大会にエントリーをすれば良かったためだ。しかし、2023年からは日本モルック協会で計測される年間ポイントランキングによって、日本代表が選ばれるようになっている。

これまでは認知向上の目的もあり、「出場すれば日本代表」という説明が日本モルック協会からされていた。しかし、競技人口が増加したことに伴い、この条件が変更されたのだ。とはいれ、依然として年齢や性別関係なく、日本代表になれることは間違いない。そのため、今後さらに人気スポーツになることが予想される。

モルックの日本代表になるための条件

モルックの日本代表になるためには、2023年の世界大会から導入される新しい基準に従って選出される必要がある。その条件は下記の通りだ。

  • 「JMAのポイントランキング」によって選抜された国別対抗戦出場選手であること。
  • 「その他の方法により日本モルック協会が日本代表と認めた選手」であること。

これまでは、2011年に設立された任意団体「日本モルック協会」によって毎年8月に開催される「Mölkky World Championship(モルック世界大会)」にエントリーした人を、その年のモルック日本代表としていた。しかし、日本におけるモルック事情が大幅に変化し、競技人口が飛躍的に増加したことを受け、日本代表の選出基準が見直されることになった。

モルック日本代表の芸能人は

モルック日本代表には以下の芸能人がいる。

  • 森田哲矢氏(お笑い芸人・さらば青春の光)
  • みなみかわ氏(お笑い芸人・元ピーマンズスタンダード)
  • 植田圭輔氏(タレント)

森田氏とみなみかわ氏のチームについては、公式ページにも掲載されている。森田氏はお笑い芸人のサンドウィッチマンがメインの番組で、富澤氏から勧められたことをきっかけに始めたとのことだ。モルックの大会に出場すると、こういった芸能人に会えるかもしれない。このことも、モルックの魅力の一つと捉える人はいることだろう。

モルックのヤケ選手って?

モルックで有名な選手の一人に、ヤケという人物がいる。さらば青春の光・森田氏も、過去にTwitterで次のようなツイートをしていた。

ツイート画像からは、比較的年配の方のように見受けられる。事実、60歳を超える方とのことだ。このような年配の方でも、モルックでは非常に高いスキルを持っている。いかに年齢ではなく、技術と戦略のスポーツであるかが分かるだろう。

モルックにプロはいるの?

現時点で、モルックにはプロというものが存在していない。代わりに日本代表は存在しており、日本モルック協会が定める年間での同協会による、ポイントのランキングで決定される。ただし、モルックは競技人口が増えてきていることから、今後プロという枠が生まれる可能性はあるだろう。

モルックの大会情報

モルックの主要大会は、日本モルック協会が開催する「モルック日本大会」となるだろう。そのほか、日本各地で月1~2回程度の大会が開催。なお、世界大会は毎年8月に行われている。どちらも出場資格は非常にハードルが低く、どんな人でも出場できるのが特徴的。そのため、友人や家族とチームを組んで出場してみるのもおすすめだ。

その他、日本モルック協会公式サイトでも大会情報は公開されているため、気になる方はぜひチェックしてみてはいかがだろうか。

参考:日本モルック協会

モルックはどんな人でも日本代表になれる可能性がある

モルックの日本代表について、その選出基準の変化やプロ選手の存在について解説した。2022年までの日本代表選出は、モルック世界大会へのエントリーが条件であった。しかし、競技人口の増加に伴って、2023年から新しい基準が導入されている。今後は日本モルック協会の年間ポイントランキングを基に選出されるため、競技のレベルがさらに向上することが期待できるだろう。また、モルックにはプロ選手が存在していないものの、今後は競技人口の増加によってプロ枠が設けられる可能性もある。

モルックの大会は出場資格のハードルが低く、幅広い年齢層や性別の人々が楽しめるため、今後も日本において人気は高まっていくのではないだろうか。 モルックの魅力を知り、日本代表選手の活躍にも注目していきたい。そして興味の湧いた方は、一度競技にチャレンジしてみてはいかがだろうか。

By New Road 編集部

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