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◆12球団 2021年スローガン決定

キャンプインしたプロ野球は、12球団全てで2021年のスローガンとキャッチフレーズがそろった。球団別に過去5年間のスローガンと、どんな変化があるのか比較する。

セ・リーグ

【巨人】

2021年 1TEAM!~和と動

2020年 Show The Spirit ~和と動

2019年 Show The Spirit ~和と動

2018年 奮輝~GIANTS PRIDE 2018

2017年 新化~GIANTS PRIDE 2017

2016年 一新~GIANTS PRIDE 2016

 

【阪神】

2021年 挑・超・頂 ―挑む超える頂へ―

2020年 It’s 勝笑 Time!オレがヤル

2019年 ぶち破れ!オレがヤル

2018年 執念 Tigers Change 2018

2017年 挑む Tigers Change

2016年 超変革 Fighting Spirit

 

【中日】

2021年 昇竜復活 その先へ

2020年 昇竜復活

2019年 昇竜復活! WITH BLUE

2018年 原点回帰 ~Dragons愛!

2017年 原点回帰 ~ゼロからのスタート~

2016年 竜魂燃勝

 

DeNA

2021年 横浜一心

2020年 NEW GENERATION IS HERE.

2019年 Go Beyond the Limit.

2018年 VICTORY is within US.

2017年 THIS IS MY ERA.

2016年 WE PLAY TO WIN

 

【広島】

2021年 バリバリバリ

2020年 たった今 このAKAの子 舞たった

2019年 水金地火木ドッテンカープ

2018年 ℃℃℃(ドドドォー!!!)

2017年 力舞吼! -kabuku

2016年 真赤激(まっかげき)

 

【ヤクルト】

2021年 真価 進化 心火

2020年 NEVER STOP 突き進め!

2019年 KEEP ON RISING ~躍進~

2018年 Swallows RISING 再起

2017年 目を覚ませ! SNAP OUT OF IT 2017

2016年 燕進化

 

パ・リーグ

【ソフトバンク】

2021年 鷹く!

2020年 S15(サァイコー!)

2019年 奪Sh!(ダッシュ)

2018年 もう1頂!(もういっちょ)

2017年 1(ワン)ダホー!

2016年 熱男2016

 

【ロッテ】

2021年 この1点を、つかみ取る。

2020年 突ッパ!

2019年 マウエ↑

2018年 マクレ

2017年 翔破~限界を超えろ!~

2016年 翔破~熱き心で!~

 

【西武】

2021年 BREAK IT

2020年 Leolution

2019年 CATCH the GLORY 新時代、熱狂しろ!

2018年 CATCH the FLAG 2018 栄光をつかみ獲れ!

2017年 CATCH the ALL つかみ獲れ!

2016年 BEAST!強く、猛々しく。

 

【楽天】

2021年 一魂 日本一の東北へ

2020年 NOW or NEVER いまこそ日本一の東北へ

2019年 RESTART! 日本一の東北へ

2018年 日本一の東北へ

2017年 SmartSpirit 2017 東北・夢・再び

2016年 SmartSpirit 2016 夢と感動

 

【日本ハム】

2021年 01karat~イチカラ~

2020年 羽撃く(はたたく)

2019年 驀進(ばくしん)

2018年 道-FIGHTERS XV-(ふぁいたーずふぃふてぃーん)

2017年 F-AMBITIOUS(ファンビシャス)

2016年 爆ぜる(はぜる)

 

【オリックス】

2021年 ガッチリMAX

2020年 B INNOVATION #超革新系

2019年 Be Aggressive #超攻撃型

2018年 BRAVE SPIRIT 勇猛果敢

2017年 野球まみれ 一勝懸命2017

2016年 俺のオリックス

 

◆同じフレーズ使う理由は…

2020年の広島は回文になっていたり、DeNAは2016年以降ピリオドを打つようになったり、よく見るとこだわりを感じさせる。毎年、全く違ったものを掲げる球団もあるが、前年のものをベースに2~3年使うケースが多い。ある球団の広報担当者は、その理由に「同じフレーズを使った方がファンに浸透する」、「前年にある程度の成績を挙げたので、その流れを維持しながらさらに上を目指すため」と説明している。

 

◆斬新さと定着の両立に苦労

別の球団関係者は、ジレンマを感じている。珍しい言葉や造語はインパクトがある一方、ファンはもちろん、選手やスタッフが覚えられなかったり、間違えて記憶したりすることがあるという。また、英語はスタイリッシュで、外国人選手にも親しみを持ってもらえるが、日本人のベテラン選手や監督、コーチには不評と頭を悩ませる。インパクトと覚えやすさを両立させるスローガンは簡単ではないようだ。

By New Road 編集部

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