投稿者: 角谷 剛 (かくたに ごう)

アメリカ・カリフォルニア在住。米国公認ストレングス・コンディショニング・スペシャリスト(CSCS)、CrossFit Level 1 公認トレーナーの資格を持つほか、現在はカリフォルニア州内の2つの高校で陸上長距離走部の監督と野球部コーチを務める。

「健康に良い適度な日常の運動」をはるかに越える運動量をこなす層が、もっとも長生きする

運動と健康や寿命との関係については、さまざまに論じられている。これについて2018年、米国の保健福祉省が「アメリカ人のための身体的活動ガイドライン」と題した文書(*1)を発表した。 *1. Physical Activity Guidelines for... 続きを読む

角谷 剛 (かくたに ごう)アメリカ・カリフォルニア在住。米…

走り方、使う筋肉、故障…トレイルランとロードランの違い

舗装された道路ではなく、山間部の登山路や未舗装の林道を走るトレイルランの人気が世界的に高まっている。長い歴史を持つマラソンなどロードの長距離走と比べると、トレイルランは比較的新しいスポーツだ。例えば競技を統括する国際機関として、国際トレイルランニング協会... 続きを読む

角谷 剛 (かくたに ごう)アメリカ・カリフォルニア在住。米…

運動する子どもは勉強でも集中力が高い

日常的な運動は子どもの心身に健康面で良い影響を与えるだけではなく、勉強面でも集中力を高める効果がある。また、幼少時に運動能力が高い子どもほど、成長後に高学歴を得て、かつ健康面における自己肯定感も高くなる傾向がある。そんな研究結果(*1)を、ドイツ・ミュン... 続きを読む

角谷 剛 (かくたに ごう)アメリカ・カリフォルニア在住。米…

インターバル走の回復時間はジョグで繋ぐべきか、完全に休むべきか

インターバル形式のトレーニングを行う際、ラウンド間の回復時間を軽めに動くべきか(アクティブ・リカバリー)、あるいは完全に休むべきか(パッシブ・リカバリー)。これには、さまざまな説がある。 その典型的な例は中距離インターバル走だ。400mの陸上競技トラック... 続きを読む

角谷 剛 (かくたに ごう)アメリカ・カリフォルニア在住。米…

ナイキ ズーム ヴェイパーフライ4%の効果は男性より女性ランナーにより大きいとの研究結果

ナイキが2017年にヴェイパーフライ4%の販売を開始して以来、世界中で長距離ランの記録が全体的に向上している。しかし、実はその向上率には性差があり、女性ランナーの記録は男性のそれよりもタイム向上率が顕著に高いという研究結果(*1)が発表された。 *1. ... 続きを読む

角谷 剛 (かくたに ごう)アメリカ・カリフォルニア在住。米…